ホントに珍しく
定時の10時直前に
帰宅の途についたP君。
台風でけっこうな雨降りの中、
会話中におもむろに
荷物をまとめ始めたのと、
教室前の死角に
お迎えの車の着いた気配が
僕には感じとれてなかったのとで、
あまりの珍しさと心配で思わず、
「もうお迎え来てんだよね?」と尋ねたら、
呆れたような顔で
「もう10時っすよ?」
と来たもんだ。
いつも11時まで帰らないのは
君でしょうが。
そもそもこんな時間に、
「早くも来たのか?」って意味で
尋ねたりしないから。
ホント、
普段から勘違いなしでは
話が進まない位の次元で、
話し言葉の
理解力やら表現力やら論理展開力やら、
色々多岐にわたって低いのに
わざわざ苦労して合わせてやってるのに、
なんの自信があって呆れてくれてんだか。
高校生だけど、
典型中二病的に
自分が見えてないよねぇ…。Σ( ̄□ ̄|||)
珍しく台風起因で変則的な行動かましといて、
それについてただ尋ねられただけで、
上から目線で偉そうに
呆れて見せてくれる高校生…。
根っから自信過剰で、
自らの状況把握能力の低さ、
言うこと為すことの論理性のなさ、
人間関係における脈絡の読めなさについて、
何ひとつ疑問に思わないんだろう。
30人しか同級生のいない
中下流私立進学コースならではの、
見事な空自信やね。
そもそも、ホントこれって、
この街の人間の
自己満足な典型的田舎者さの発露だわ。
誰も認めてくれないけど、
地元ならではの低レベルでは並み以上って
典型的中流意識で、
自分で自分を祭り上げた上から目線で、
ろくに知りもしない相手を愚弄できる、
勘違い君達の、
勘違い君達による、
勘違い君達が為の街ってね。