Arktorous & Company 2

勧善懲悪

P君

ホントに珍しく


定時の10時直前に


帰宅の途についたP君。

 



台風でけっこうな雨降りの中、



会話中におもむろに



荷物をまとめ始めたのと、



教室前の死角に



お迎えの車の着いた気配が



僕には感じとれてなかったのとで、



あまりの珍しさと心配で思わず、



「もうお迎え来てんだよね?」と尋ねたら、



呆れたような顔で



「もう10時っすよ?」



と来たもんだ。

 



いつも11時まで帰らないのは



君でしょうが。



そもそもこんな時間に、



「早くも来たのか?」って意味で



尋ねたりしないから。





ホント、



普段から勘違いなしでは



話が進まない位の次元で、



話し言葉



理解力やら表現力やら論理展開力やら、



色々多岐にわたって低いのに



わざわざ苦労して合わせてやってるのに、



なんの自信があって呆れてくれてんだか。





高校生だけど、



典型中二病的に



自分が見えてないよねぇ…。Σ( ̄□ ̄|||)

 




珍しく台風起因で変則的な行動かましといて、



それについてただ尋ねられただけで、



上から目線で偉そうに



呆れて見せてくれる高校生…。

 




根っから自信過剰で、



自らの状況把握能力の低さ、



言うこと為すことの論理性のなさ、



人間関係における脈絡の読めなさについて、



何ひとつ疑問に思わないんだろう。

 




30人しか同級生のいない



下流私立進学コースならではの、



見事な空自信やね。




 

そもそも、ホントこれって、



この街の人間の



自己満足な典型的田舎者さの発露だわ。

 




誰も認めてくれないけど、



地元ならではの低レベルでは並み以上って



典型的中流意識で、



自分で自分を祭り上げた上から目線で、



ろくに知りもしない相手を愚弄できる、



勘違い君達の、



勘違い君達による、



勘違い君達が為の街ってね。