吉備津彦尊と、その昔、その尊に倒されたという、
温羅という名の鬼が祀られている吉備津神社。
目の前の国道180号を走行中、
来年まで茅葺屋根の改修工事中というその神社の参道脇に、
片側一車線の車道が完成しつつあるのを発見。
10日前には通ったときには全然気がつきもしなかった位置に、
二車線の道路が完成間近とは、
神社の前だけに、昨日は朝から狐につままれた感じだった。
(決して巧いこと言いたい訳ではなく。)
チラッと見ただけなので定かではないけど、
参拝者用の駐車場まで続く道だろうと推測。
国宝の社殿を持ち、市内でも有力な観光地のひとつで、
すぐ近くにJRの駅もあるのに、数百mある昔ながらの参道に、
道幅程もの車幅の観光バスが進入していくような状況もあるためか、
そもそも歩行者の参拝客をあまり見かけることがない。
もっと早く車道を分離出来ていてもおかしくはなかったんだろうけど、
そもそも国道180号に、駅付近から続く参道をぶった切られ、
非常に優しくない観光地だった訳で。
交差点がどういう風に改良されるのかも分からないけど、
あの界隈で歩行者を見ることも増えそうな予感。